キャンプの朝、晴れやかな天気と高原のおいしい空気。
マイナスイオンがいっぱいの気持ちの良い爽やかなキャンプの朝には、やはりおいしいコーヒーが欠かせない、という人も多いのではないでしょうか。
そんな時、アウトドアだからといって、手軽なインスタントコーヒーにするのではなく、豆から挽いたコーヒーを飲みたいとは思いませんか?
コーヒーをおいしく飲むには淹れる直前に豆を挽くのが鉄則。
これ実際に淹れてみるとわかるのですが、インスタントは当然ですが、粉と豆でも味が全然変わるんですよね。
しかし、本格派珈琲はミルやドリッパーが必要だからアウトドアでは楽しめない、とあきらめてはいませんか?
実は、ハンディタイプで持ち運べるサイズの簡易的な道具もあるので、それらを用意すればアウトドアでも本格的な豆から挽いたコーヒーを楽しむことができるようになるのです。
【コーヒーミルの人気商品】
まずはコーヒー豆を挽いてコーヒーを淹れる準備をします。
コーヒーはやはり挽きたてがいちばんおいしいので、豆で購入しておいて淹れる寸前にコーヒーミルで挽きます。
アウトドアでは電源が使えない場合が多いので、ここはやはり手挽きコーヒーミルの出番ですね。
【E-PRANCE 手挽きコーヒーミル ブラシ付き】
[商品スペック]
サイズ:(約)直径50mm×高さ192mm
ハンドル長さ:(約)14.6cm
重量:(約)260g
容量:コーヒー豆容量30g
直径が約5cmと、片手で握ってコーヒーが挽けるスリムな手挽きコーヒーミル。
コーヒー豆の容量が30gなので、1回で3人分のコーヒーを用意することができます。
セラミック刃をセットするときに、調節用のダイヤルで簡単に粗挽き~細挽きの粒度調整が可できるようになっていますので、好みの粗さに調節してコーヒーを挽くことが可能。
挽いたコーヒーの状態がわかる透明窓となっています。
【ハリオ 手挽きコーヒーミル MSS-1TB】
[商品スペック]
サイズ:(約)幅150×奥行72×高さ220mm
重量:(約)250g
容量:コーヒー粉24g、2杯分
耐熱ガラスメーカーであるハリオの、細身で小ぶりな軽量「手挽きコーヒーミル」、1回で2杯分のコーヒー豆が挽けます。
ボトルは中身が見える透明なメタクリル樹脂製、メモリ付きで挽いた量がわかります。
ホッパー下の調節ツマミを廻して簡単に粗さの調節が可能。
アウトドアなどでドリッパーで抽出する場合は、中細挽きから中挽き程度の粗さが適しています。
※「ハリオ 手挽きコーヒーミル MSS-1TB」取扱説明書より
【カリタ 手挽きコーヒーミル KH-3 #42077】
[商品スペック]
サイズ:(約)高さ210mm
重量:(約)610g
容量:ホッパー最大容量35g、粉受け最大容量55g
コーヒーマシンの専門メーカーであり老舗であるカリタから、外装が木製の木目調でレトロ感漂うクラシカルな雰囲気のコーヒーミル。
天然木の筒型ボディに、ホッパーを組み合わせたグリップ感の良いコンパクトな手挽きコーヒーミルです。
ホッパーは豆が入れやすいオープンタイプ。筒状の粉受けは容量も大きく最大容量は55gと家族分のコーヒーを入れることができそう。
コーヒーの粗さはホッパーの臼歯の位置をネジで調節することで無段階に調整可能。
インテリアとしてもおしゃれなコーヒーミル、外装が木製で傷付きやすいのでアウトドアで使うには抵抗があるという人には、外装が金属製のKH-5もあります。
【ポーレックス コーヒーミル ミニ】
[商品スペック]
サイズ:φ50×最大幅162×高さ170mm
重量:235g
容量:約20g(約2人分)
セラミック成型を得意技術とするジャパンポーレックスから発売されているセラミック刃を採用したコンパクトなコーヒーミル。
セラミックの刃は金属臭が全く無いため、コーヒーの風味をそこなうことがありません。
コンパクトな設計なので、アウトドア用に最適、ハンドルホルダーがついているので、ハンドルを差しこんで収納ができて便利です。
粒度調節機能が付いているので、細挽きから粗挽きまで簡単に好みの粒度で挽けるように設定が可能。
ここまでのコンパクトさが必要なければ約30g(約3人分)の容量でワンサイズ大きな「ポーレックス コーヒーミル」もあります。
【キャプテンスタッグ コーヒーミル ハンディータイプ Sサイズ UW-3501】
[商品スペック]
サイズ:φ46×高さ135mm
重量:219g
容量:約17g
アウトドア用品の総合ブランドであるキャプテンスタッグのハンディタイプコーヒーミル、さすがにキャンプ用品を手掛けるブランドだけあって、とても小さなアイテムとなっています。
金属臭が残らないセラミック刃を採用して、粗さ調節ネジで粒の粗さ調節機能も付いた基本をおさえたコーヒーミル。
自転車ツーリングでのソロキャンプや登山用に携行することもできるとても小さなハンディタイプのコーヒーミルです。
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【ドリッパーの人気商品】
コーヒーが挽けたら次はドリップ。
コーヒーカップに載せてフィルターを入れ、そこに挽いたコーヒーをいれてお湯を注ぎあとは待つだけ。
【コールマン パルテノンコーヒードリッパー 170-9370】
[商品スペック]
サイズ:直径約95×高さ70mm
重量:約150g
材質:ステンレス
アウトドアの人気ブランドであるコールマンのペーパーフィルターが不要なコーヒードリッパー。
コールマンロゴの刻印されたステンレス製のドリッパーはどこか高級感があります。
底にフィルターが付いた容器にコーヒーの粉を入れ、
穴の開いた容器をかぶせてお湯を注げばドリップされたコーヒーがカップに出来上がります。
消耗品であるペーパーフィルターが不要なところもエコで嬉しい、コールマンのパルテノンコーヒードリッパーです。
【ユニフレーム コーヒーバネットcute 664025】
[商品スペック]
サイズ:135×120mm
重量:46g
材質:ステンレス
付属品:フィルター10枚、収納ケース
アウトドア用品の人気ブランドであるユニフレームの、薄くてコンパクトに収納できるコーヒードリッパー。
お財布のような専用の収納ケース付きで、使用後は薄く畳んで仕舞うことができます。
市販の円すい型ペーパーフィルターが使えるのでとても便利。
ワイヤーフレーム性で壁面のない「コーヒーバネットcute」は、お湯を注いだ際に発生するガスを逃すことができ、雑味のないおいしいコーヒーを淹れられるため、コーヒー専門店でも採用されています。
ユニフレーム UNIFLAME コーヒーバネット cute(キュート) 664025
【スノーピーク フォールディングコーヒードリッパー「焚火台型」 CS-113】
[商品スペック]
サイズ:幅104×奥行104×高さ96mm
収納サイズ:幅170×奥行140×厚さ14mm
材質:ステンレス
重量:140g
アウトドアの人気ブランドであるスノーピークの人気商品である「焚き火台」を模したフォールディングドリッパー。
遊び心満載のミニチュアモデルかと思いきや、実は機能的で、焚き火台同様にコンパクトに折りたたんで収納可能。
カップの上に載せたら、市販のペーパーフィルターをセットし、挽いたコーヒーをいれてお湯を注ぎます。
焚き火台を模したシルエットが、なんともいい味を出していますね。
スノーピーク(snow peak) フォールディングコーヒードリッパー「焚火台型」 CS-113
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【ケトルの人気用品】
ハンディコーヒーミルとドリッパーを用意したら、ケトルにもこだわりたいもの。
アウトドアでケトルは必須アイテムとなりますので、是非ともお気に入りの逸品でコーヒーを淹れたいものです。
【コールマン パックアウェイケトル/0.6L 2000010532】
[商品スペック]
サイズ:(約)幅150×奥行130×高さ80mm
重量:(約)150g
材質:本体/アルミニウム、ステンレス、シリコン
付属品:メッシュポーチ
容量:(約)0.6L
コールマンの軽くて熱効率の良いアルミ製のコンパクトケトル。
アウトドアシーンでの利用を考慮して傷がつきにくいハードアノダイズド加工が施してあります。
ひとり分のお湯を沸かして注ぐとき、最後まで傾けてもフタが外れない設計で安心です。
専用のメッシュポーチが付属しています。
コールマン パッカアウェイケトル/0.6L 2000010532
【スノーピーク ケトルNo1 CS-068】
[商品スペック]
サイズ:直径120×高さ80mm
重量:(約)258g
材質:ステンレス0.4mm厚
容量:(約)0.9L
スノーピークの人気定番ケトル「ケトルNo1」、これひとつ持っていればソロであれば大抵のことは足ります。
ソロキャンプの定番料理「インスタントラーメンをつくってクッカーでそのまま食べる」もできますね。
ガスバーナーでも、焚き火台でも、ハードな使い方にも耐えられるスノーピークのステンレス製クッカーです。
スノーピーク(snow peak) ケトルNo1 CS-068
【キャプテンスタッグ キャンピングケットルクッカー 900mlM-7726】
[商品スペック]
サイズ:(約)外径125×高さ80mm
重量:(約)270g
材質:ステンレス鋼
容量:(約)900mL(実容量約750mL)
キャプテンスタッグの持ち手を自由自在に組み替えて使える「キャンピングケトルクッカー」。
持ち手の向きを外側にしたり内向きにしたり自由に組み替えできるのでナベにヤカンにシーンに合わせて使えます。
仕舞う時も邪魔にならないようにできます。
キャプテンスタッグ キャンプ用 やかん 鍋 キャンピングケットルクッカー 900mlM-7726
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【番外編エスプレッソメーカー】
番外編でアウトドアでもエスプレッソコーヒーを楽しむことができるアイテムです。
エスプレッソコーヒーとは、圧力をかけてすばやく抽出するために「エクスプレス(急行)」からくる造語「エスプレッソ」と呼ばれるようになったイタリア式のコーヒー。
コーヒーの味が濃縮されたような心地よい苦味と濃厚な風味が特徴です。
【ビアレッティ 直火式 モカエキスプレス】
直火式エスプレッソメーカーは、直接火にかけることで蒸気圧を生み出し、これを利用してコーヒーの抽出を行うエスプレッソメーカーで、「マキネッタ」(小型のコーヒー沸かし器の意)と呼ばれています。
エスプレッソの本場イタリアでは、この直火式エスプレッソメーカーの方が広く普及しており、ほとんどの家庭がこの器具を使って毎日のコーヒータイムを楽しんでいるといわれています。
ビアレッティの「直火式モカエキスプレス」はアウトドアでも使える直火式エスプレッソメーカーの代表格。1カップ用から18カップ用まで幅広い容量のラインナップで人気商品となっています。
トレードマークの「髭おじさん」で親しみのあるイタリアの老舗「ビアレッティ社」の定番モデルであるモカエキスプレスは、アウトドアでも本格エスプレッソが味わえる「直火式エスプレッソメーカー」です。
エスプレッソメーカーというと淹れるのに手間がかかると思われがちですがその使い方は至ってシンプル。
1.上部ポッド、下部ポッド、バスケットを取り外し、下部ポッドに水を容量分注ぐ。
2.コーヒーの粉をバスケットに容量分入れる。(粉の表面を平らにすると、お湯のとおりがよくなる)
3.下部と上部のポッドをしっかり閉める。
4.蓋を閉じて、ポッド本体を火にかける。
5.噴出の音が止まったら火を止めて出来上がり。
要するにコーヒー粉と水を入れて火にかけて、あとは待つだけです。
アウトドアでもバーナーやコンロとコーヒーミルと、これさえあれば気軽にエスプレッソを楽しむことができますね。