キャンプサイトを贅沢なくつろぎ空間に、アウトドアコット・ベッド

近頃のキャンプサイトで多く見られるようになったキャンプスタイルといえば「ロースタイル」、アウトドア雑誌などでの特集もありロースタイル人気が高まってきているのを感じます。

そして人気の高まりを受けてアウトドア用品の各ブランドからロースタイル用のアイテムも充実してきています。

ロースタイルでは、地面までの距離がとても近いため、より自然を身近に感じ、空も広く開放的な気分を味わうことができます。

ロースタイルで過ごすために重要なアイテムといえば「ローチェア」ではないかと思いますが、荷物を少なくしたいのであれば、アウトドアコットをローチェアの代わりにしてみてはいかがでしょうか。

アウトドアコットは、テント泊で地面からの冷気や湿気を防ぐためや、地面のゴツゴツを避けるためにベッドとなるアイテムですが、ロースタイルのベンチとしても使えます。

食後に、焚き火の周りでアウトドアコットに座って閑談するのも悪くないのではないかと思います。

サイト設営時は荷物の仮置き場として使える、そして昼寝に使ってもよし、ロースタイルのベンチ代わりに使ってもよし、勿論本来の使い方であるベッドとしても使えるアウトドアコット、意外とマルチに使える有能なアウトドアアイテムです。

【ドッペルギャンガー ワイドキャンピングベッド 折りたたみ式 CB1-99/CB1-100/CB1-100T】

ドッペルギャンガー ワイドキャンピングベッド 折りたたみ式 CB1-99/CB1-100/CB1-100T

[商品スペック]
サイズ:L1900×W770×H190mm
収納サイズ:L800×W200×H40mm
重量:約4.6kg
材質:フレーム/スチール、ベッド本体/ポリエステル(PVCコーティング)
付属品:キャリーバッグ、取扱説明書
耐荷重:100kg

リーズナブルでユニークなアウトドア用品を数多くリリースするドッペルギャンガーの折りたたみ式ワイドキャンピングベッド、ドッペルギャンガーのアウトドア用品はカラフルでアイデアも満載、他にはないような機能的でワクワクするものが多くあります。

この、ワイドなサイズの折りたたみ式ベッド(コット)は、横幅が77cmもあるので大人の男性でもかなりゆったりと横になることができます。

強度のあるスチール製のフレームを採用して静止耐荷重は100kg。

ドッペルギャンガー ワイドキャンピングベッド 折りたたみ式 CB1-99/CB1-100/CB1-100T

シート表面にはPVC防水コーティングが施してあり、急な悪天候で雨に濡れたり、飲み物をこぼしても汚れないので、食事のシーンでも屋外でも遠慮なく使えます。

ドッペルギャンガー ワイドキャンピングベッド 折りたたみ式 CB1-99/CB1-100/CB1-100T

使用後は折りたたみ式で小さく収納でき、専用のキャリーバッグに小さく収まります。

ドッペルギャンガー ワイドキャンピングベッド 折りたたみ式 CB1-99/CB1-100/CB1-100T

組立時のベッド高さは19cm、ロースタイルのベンチとしてリビングでも活躍します。

【ドッペルギャンガー アウトドア ウルトラクール キャンピングベッド CB1-139】

ドッペルギャンガー アウトドア ウルトラクール キャンピングベッド CB1-139

[商品スペック]
サイズ:L1900×W770×H190mm
収納サイズ:L800×W200×H40mm
重量:約5.0kg
材質:フレーム/スチール、ベッド本体/テスリン(PVC コーティング)
付属品:キャリーバッグ、取扱説明書
耐荷重量:100kg

ドッペルギャンガーの横幅77cmのワイドベッド、先程のベッドとほぼ同スペックですが、違いはシートの素材です。

通気性と強度に優れるウルトラクールメッシュ素材、テスリンメッシュで暑い夏場でも涼しく眠ることができます。

ドッペルギャンガー アウトドア ウルトラクール キャンピングベッド CB1-139

もちろんロースタイルベンチとしても。

ドッペルギャンガー アウトドア ウルトラクール キャンピングベッド CB1-139

【バンドック コンパクトベット収納ケース付 BD-188】

バンドック コンパクトベット収納ケース付 BD-188

[商品スペック]
サイズ:幅570×奥行1850×高さ200mm
収納サイズ:700×280×H180mm
材 質:生地/ポリエステル600D,PVC加工、フレーム/スチール
重 量:3.5kg

バンドックは日本のアウトドア用品のメッカである新潟県三条市にある、株式会社カワセが展開するアウトドア・レジャーブランドで

「より手軽に、快適なアウトドアライフを楽しんでいただくために、製品組立の簡素化・収納性・軽量化、スムーズな設計、リーズナブルな価格設定など、あらゆる面において研究を重ね商品を提供いたします」

をモットーに低価格で高機能なアウトドアアイテムの販売をしています。

横幅が約57cmと、ドッペルギャンガーのワイドベッドと比較して約20cm狭くなっており、耐荷重も大柄な人には苦しいサイズ。

重量が3.5kgと軽く、アウトドア用品としてはコンパクトで良いのですが、組立に少しのコツと腕力が必要なベッドです。

【キャプテンスタッグ エクスギア アルミGIキャンピングベッド UB-2001】

キャプテンスタッグ エクスギア アルミGIキャンピングベッド UB-2001

[商品スペック]
組立サイズ:幅720×長さ1920×高さ420mm
収納サイズ:980×180×120mm
重量:約5.0kg
材質:シート/ポリエステル(PEコーティング)、フレーム/アルミニウム(表面加工アルマイト)、ジョイント金具/鉄(亜鉛めっき)
セット内容:ベット本体1、セットバー2、収納バック1
耐荷重:80kg

キャプテンスタッグはアウトドア用品のブランドが数多く存在する新潟県のパール金属工業が展開するアウトドア用品の総合ブランド、テントやタープをはじめとする様々なアウトドア用品を販売しており、お手頃価格で初心者向けの入門用アウトドア用品としても人気があります。

ダークブラウンで統一されたエクスギアシリーズのアルミフレームベッド、両サイドのセットバーを抜き差しするだけで簡単に組立・収納ができます。

シート面の高さは少し高めの42cm、横幅が72cmとワイドなベッド、シート裏側にメッシュポケットがあり、使用中に収納バッグを入れておけるのもポイントです。

キャプテンスタッグ エクスギア アルミGIキャンピングベッド UB-2001

【ノースイーグル ストロング スリムキャンプ ベッド NE359】

ノースイーグル ストロング スリムキャンプ ベッド NE359

[商品スペック]
サイズ:約1900×640×430mm
収納サイズ:約1000×190×150mm
材質:フレーム/スチール、シート部/600D×300Dポリエステル
重量:約8Kg
付属品:収納ケース付

ノースイーグルは株式会社ナニワが展開するアウトドアブランドでコストパフォーマンスに優れたテントやタープなどのアウトドアグッズをラインナップしています。

シート面が43cmとハイタイプである割に、幅が64cmとナローサイズなので安定性は大丈夫か?と心配になりますが、フレームがスチール製で重量があるので意外と安定感があります。

このベッドは組立が簡単で、ケースから取り出し、シートを開いて脚を広げるだけなので、慣れると1分もかからずに簡単設置ができます。

【コールマン ベンチ イージースリムコット2 170-7691】

コールマン ベンチ イージースリムコット2 170-7691

[商品スペック]
サイズ:約1920×640×410(h)mm
収納サイズ:960×110×160(h)mm
重量:約9kg
材質:シート/ポリエステル、フレーム/スチール
座面幅:約38cm
耐荷重:約80kg
付属品:収納ケース

アウトドアの本場であるアメリカでアウトドア用品の老舗ブランドとして長い歴史を持ち、人気の高いコールマン、コールマンのアウトドア用品はファッション性に優れ、キャンプ場でもよく見かける人気ブランドのひとつです。

シート面高さは41cmとベンチとしても丁度いい高めの設定で、横幅は64cmとナローサイズですが、重量が9kgと安定感のあるアメリカンな重量級のコットです。

イージーというネーミングのように組み立てが簡単で、折りたたみ式のコットを開き、前後の脚を伸ばして本体を広げれば完成という、ツーアクションで設置・収納ができます。

コールマン ベンチ イージースリムコット2 170-7691

3メートル幅のテントに4つのコットを並べて入れる事ができるスリムタイプのコットですが、コンパクト収納とはいえ、さすがに4個で36kgという重量はキャンプの荷物としては考えものですかね。

【ロゴス FDコットDX 73160287】

ロゴス FDコットDX 73160287

[商品スペック]
サイズ:長さ1900×奥行650×高さ420mm
収納サイズ:幅175×奥行110×長さ950mm
総重量:約6kg
素材:フレーム/アルミ、生地/ポリエステル
耐荷重:約100kg

ロゴスは日本のアウトドアブランドで主にファミリー層向けのキャンプ用品などを中心に商品展開しています。ロゴマークであるメイプルリーフはカナダを連想させますが、ロゴスは生粋の日本ブランド、ネームバリューがありキャンプ場でも人気の高いブランドのひとつです。

素材にアルミフレームを採用してアウトドアコットとしては総重量が6kgと軽量な部類に入りますが、耐荷重(静止均等荷重)は100kgを確保しています。

設置は折りたたんであるコットを開いて固定するだけですが、シートを張りながら上下のポールを入れるのに結構な力がいるので、注意が必要です。

【スノーピーク スノーピークコットハイテンション BD-030】

スノーピーク スノーピークコットハイテンション BD-030

[商品スペック]
サイズ:長さ2000×奥行650×高さ300mm
収納サイズ:幅280×奥行200×長さ1250mm
総重量:約6kg
素材:生地/ポリエステル600D・PVC加工、フレーム/アルミアルマイト加工、ステンレス304

スノーピークはアウトドア用品ブランドが数多く存在する新潟県に本社を置くブランドでキャンパーの憧れのテントなどを多数商品化している人気ブランド、雪の結晶を表現したロゴマークはキャンプ場でも憧れのブランドとして注目されます。

アルミフレームを採用して重量を6kgに抑えたスノーピークのコットは、シートに荷重がかかると外側に引っ張られ、テンションがかかる構造になっています。

スノーピーク スノーピークコットハイテンション BD-030

横幅は65cmとナローサイズですが、全長が2メートルと大きく、高さは30cmとコットの中では中間的な存在。

スノーピーク スノーピークコットハイテンション BD-030

コットをテント内で使うと気になる、床シートへのダメージ対策のため、床面保護カバーがオプションで購入できるのも嬉しいところです。

スノーピーク スノーピークコットハイテンション BD-030

【ヘリノックス キャンプ ベッド ライトコット 1822163BK】

ヘリノックス キャンプ ベッド ライトコット 1822163BK

[商品スペック]
サイズ:600mm×1850mm×130mm
収納サイズ:130mm×130mm×530mm
重量:1200g(スタッフバック込重量1260g)
耐加重:120kg

軽くて丈夫で快適なアウトドアチェアの代名詞ともいえる「ヘリノックス」のライトコット、ヘリノックスは優れた強度と柔軟性を持つ超軽量アルミニウムポールの加工技術を武器に、DAC社が2009年に立ち上げたアウトドア・ファーニチャーのブランドです。

ヘリノックスといえば軽くて耐荷重の高いアウトドアチェアーを思い浮かべる人も多いのではないかと思いますが、このライトコットも他ブランドの商品とは一線を画す軽さのコットです。

その重量はなんと僅か1.2kg、スタッフバッグ込みでも1.26kgの軽さです。

この軽さで耐荷重は他社のコットを凌ぐ120kgなので、軽さと耐荷重で選ぶなら間違いなく選択肢のひとつです。

難点は、チェアーにもいえることですが、組み立ての手間がかかるところ、フレームが組み立て式で、シートとも分離しているので、ワンタッチというわけにはいきません。

ヘリノックス キャンプ ベッド ライトコット 1822163BK

【テントファクトリー キャンピングベッド スパイダーアクションベッド TF-SB101S】

テントファクトリー キャンピングベッド スパイダーアクションベッド TF-SB101S

[商品スペック]
本体サイズ:幅700×奥行1910×高さ480mm
収納サイズ:220mm×150mm×1050mm
材質:構造部材/スチール、張地/ポリエステル
総重量:約7.3kg
付属品:キャリーバッグ

テントファクトリーは2012年設立の 株式会社アウトサム がプロデュースするアウトドアブランドです、その名のとおりテントを中心として、タープ・チェアー・テーブルからランタン・クーラーボックスなど様々なアウトドア商品をラインナップしています。

ベッドとしては珍しく、アウトドアチェアの定番である収束式のスタイルで、キャリーバッグから取り出して、シートを開き、脚を四方に広げていけば設置完了の手間いらず。

テントファクトリー キャンピングベッド スパイダーアクションベッド TF-SB101S

脚部はスチール製で、重量が7.3kgと比較的重く、折りたたみ寸法も220mm×150mm×1050mmと、それほど小さくはないので、お手軽さと引き換えにサイズや重量を我慢するのか、比較検討が必要ですね。

テントファクトリー キャンピングベッド スパイダーアクションベッド TF-SB101S

アウトドア用のコット・ベッドには、サイズ・重量・耐荷重・価格の他にも、設置や収納のしやすさやブランドイメージなどのパラメータがあり、どれを選べばいいのか迷ってしまいますね。

コット・ベッドはテント下の地面の状態に関係なく快適に過ごせるので、分厚いインフレータブルマットや、設置・撤収の大変なエアーマットやエアーベッドを使うよりも合理的なのかもしれません。

今シーズンは、自分のキャンプスタイルにあったコットを見つけ、サイトを贅沢なくつろぎ空間にして快適に過ごしたいものです。

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