キャンプなどのアウトドア遊びで料理をするときに火を使うことってあります、と言いますか、調理に火は必須ですよね。
キャンプ場であれば炊事場に「かまど」が設置してあって利用できることもあります。
また、自分のサイトで調理をしたいときはガスやホワイトガソリンを燃料としたアウトドア専用のバーナーやコンロなども存在します。
でも、ツーリングキャンプやソロキャンプなどでは大きなコンロを持っていくことは不効率でしたくないと思いますよね、「荷物を最小限でコンパクトに」してこそできるソロキャンパーというものです。
ひとり用であれば調理も簡単なお湯を沸かす程度のことができれば事が足りてしまいますので大きなバーナーやコンロなどは必要ありません。
そんな時には「シングルバーナー」が便利です。シングルバーナーはカセットガスなどの燃料タンクにそのままつけて調理用バーナーとしてしまう便利グッズです。
なかでも、手のひらサイズで超軽量な「超小型シングルバーナー」はひとりでアウトドアを楽しみたいソロ派の人にピッタリのアイテムです。
今回はできるソロキャンパーやツーリングキャンパー向けの「超小型シングルバーナー」を紹介します。
【Soomloom 超軽量 25g シングルバーナー】
[商品スペック]
サイズ:使用時 φ85mm×68.5mm 収納時φ37mm×52mm
本体重量:約25g
最大発熱量:2.7kW(2300kcal/h)
使用時間:約1.5時間
材質:チタン合金
燃料:ブタンガス
点火装置: なし
カセットガスカートリッジにセットして使う超小型のキャンプ用シングルバーナー、重量僅か25gしかない超軽量タイプで、コンパクト過ぎて他の荷物に紛れてしまいそうな小ささです。
比重の軽いチタン合金を主材料に採用していますので、僅か25gの軽量ボディでもしっかりと丈夫な炉頭を構成しています。
ゴトク(クッカーを載せるところ)のサイズも小さいのであまり大きなクッカーを載せると不安定となりますがソロでの使用では問題のないところ。
点火装置はついていませんのでバルブをひねったらライターなどで点火する必要があります。
不具合点として、ガスカートリッジの淵とバルブの根元の金属ブロックが干渉する個体もあります。
また、バルブを勢いよくひねると不完全燃焼状態に陥ることもありますので「バルブの操作はゆっくりと」と「ネジ取り付け箇所のガス漏れに要注意」のふたつに留意して使えば十分に実用的な「中華バーナー」ではないでしょうか。
・Amazonで Soomloom 超軽量 25g シングルバーナー を探す。
・楽天市場で Soomloom 超軽量 25g シングルバーナー の最安値を探す。
【BRS アウトドアウルトライトコンパクトガスストーブ】
[商品スペック]
サイズ:使用時 φ85mm×68.5mm 収納時φ37mm×52mm
本体重量:約25g
最大発熱量:2.7kW(2300kcal/h)
材質:チタン合金
燃料:ブタンガス
点火装置: なし
ご覧いただければ一目瞭然ですが、既出の25gシングルバーナーと同一商品です。どちらが製造元かは不明ですが、Amazonでの取扱い開始日から推測するに「Soomloom」の方が元祖ではないかと思われます。
この親指サイズ商品はいくつもの販売元が取り扱っているようですね。
恐らく世界最小最軽量なシングルバーナーで、使える商品であることは確かなようなので、興味本位で購入してみる価値はありそうな価格ではありますね。
・Amazonで BRS アウトドアウルトライトコンパクトガスストーブ を探す。
【Readaeer 超軽量携帯用ミニガスバーナー】
[商品スペック]
本体サイズ:40mm×55mm×80mm
最大発熱量:約3000W
煮沸時間:約3分(1リットルの水)
点火装置: 自動点火装置付き、火力調節も可能
本体重量 :約90g
手のひらサイズでありながら自動点火装置付きのミニガスバーナー、ガスカートリッジに取り付けて使います。
五徳が4方向にありますのでコンパクトながら安定感は向上しています、が、やはりコンパクトサイズなので大きなクッカーを載せることはやめておいた方がいいでしょう。
・Amazonで Readaeer 超軽量携帯用ミニガスバーナー を探す。
【SAKURADO 超小型軽量100gガスバーナーストーブ】
[商品スペック]
収納サイズ(ケース):40mm×65mm×80mm
最大発熱量:約1.94kW(1670kcal)
点火装置: 自動点火装置付き、火力調節も可能
本体重量 :約100g
SAKURADOの中国製ガスバーナーストーブ、重量が100gと軽く、コンパクトなプラスチック製ケースに収納できます。
火力が2kW弱と弱いので本格的な調理には向いていないかもしれませんが、ゆっくりとお湯を沸かす程度ならば使えそうですね。
・Amazonで SAKURADO 超小型軽量100gガスバーナーストーブ を探す。
【Lixada 折りたたみ式 小型ガスバーナー】
[商品スペック]
本体サイズ:直径135mm×高さ75mm
点火装置: 自動点火装置付き、火力調節も可能
本体重量 :約146g
Lixadaの折りたたみ式ガスバーナーで、分離型となっていますので安定感がガスカートリッジに左右されません。
ガスカートリッジにセットするタイプでは、ガス残量により軽くなり不安定となる心配がありますが、このスタイルであればいつでも同じ状態で調理ができます。
五徳の直径が135mmと大きいので直径の大きなクッカーでの調理も可能となります、また、分離式の安定感がありますのでお湯を沸かす以外の調理も容易にできますね。
・Amazonで Lixada 折りたたみ式 小型ガスバーナー を探す。
【Dpower ポータブルキャンプストーブ】
[商品スペック]
本体サイズ:直径135mm×高さ75mm
煮沸時間:約5分(1リットルの水)
点火装置: 自動点火装置付き、火力調節も可能
本体重量 :約146g
これまたご覧いただければ一目瞭然ですが、既出の「Lixada 折りたたみ式 小型ガスバーナー」と瓜二つの恐らく同一商品です。
どちらが製造元かは不明ですが、Amazonでの取扱い開始日から推測するにこちらの「Dpower」の方が元祖ではないかと思われます。
・Amazonで Dpower ポータブルキャンプストーブ を探す。
いかがでしたか?ソロキャンプなどでのアウトドア調理に最適な重量200g以下の「超小型シングルバーナー」を紹介してきました。
このジャンルは「中華バーナー」と呼ばれる、LED商品とも共通するような格安の中国製の商品が多くあります。
品質に関しては日本製品に遠く及ばない商品ブランドばかりですが、それでも日本メーカーの下請け工場の経験により加工技術と部品精度は向上しているように思います。
ガスを扱う商品という事で安全というキーワードに注目して、安全を軽視するようなブランドの商品には手を出さないことが重要です。
やはり、安心安全な日本ブランド製品が欲しいという人もいると思いますので、次の機会には日本ブランドのシングルバーナーを紹介したいと思います。
---------------------------