前回の記事では「テント泊の眠りを快適にするインフレータブルエアマット」を紹介しました。
しかしテント内で過ごすのは眠るときだけではありません、真夏のキャンプでは日中は暑くてテント内で過ごすことはできませんが、春秋のキャンプではテント内で過ごすこともできます。
そんな時はテント内がリビング空間となり、テント内で家族でカードゲームなどの遊びを楽しんだり、食事したりすることもあります。
テント内で座るときも地面からの冷気や湿気、ゴツゴツとした小石などの緩衝材として活躍するマットが欲しいものです。
ウレタン製の折り畳み式銀マットも結構ですが、厚みが足りないと長時間の座り姿勢にお尻が痛く耐えられなくなってしまうことになりかねません。
そんな時は、空気を入れて使うテント内全体に敷くマットが便利です。今回は空気の層でテント下からの冷気湿気を遮り、そして空気のクッションでテント内のリビング空間を快適に、さらにテント泊での眠りも快適にしてしまう「エアマット」を紹介します。
【キャンパーズコレクション エアボールマット】
[商品スペック]
サイズ：幅180×奥行70×高さ20cm
重量：約2kg
「キャンパーズコレクション」は山善の展開するアウトドアブランドです、山善といえばホームセンターなどで家庭用電化製品などを見かけることが多いですが今から約20年も前の1996年からアウトドアブランドとして存在するんですね。
ブランドイメージとしては定番の商品をビギナー向けに手の届きやすい価格帯でラインナップしている印象を受けます。
このエアボールマットはテント内のマットとして敷き詰められるよう、マット間を連結できるようにマジックテープがついています、全体的に浮かせるのではなくボール状になったエアマットがいくつも並んでいるのでクッション性が良く座り心地が抜群です。
空気の層は熱の伝達も遮るので地面からの冷気も遮断します。
インフレータブルマットと違い、空気入れが必要になりますので設営の手間はかかりますが収納サイズをとてもコンパクトにできるので重量的には大差ないですが荷物の体積を小さくすることができます。
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このようなエアマットはあまり種類が無いので入手性を考えると「キャンパーズコレクション」の「エアボールマット」がベストアイテムとなると思います。
荷物をコンパクトにしたい場合はインフレータブルマットよりもこちらを選択したほうが良さそうです、しかし、このアイテムの最大のネックは「空気入れ」という大変な作業を必要とするところです。
自転車用の空気入れでも頑張れば空気を入れることは可能ですが、真夏のテント内で空気入れをすると汗だくになること必至です。
引き続いて、何とかこの空気入れ作業を軽減できるように、キャンプ場でも使える電池式の電動エアポンプを紹介します。
【FIELDOOR 電池式電動エアーポンプ】
[商品スペック]
サイズ：約120mm×115mm
使用電池：単一乾電池×4本
重量：約300g(電池含まず)
吹出量：約260L/分
「FIELDOOR」はタープ・テントなどのアウトドアグッズをネット通販で販売するブランド、リーズナブルな価格帯の商品をラインナップしており、ブランドを重視しないビギナーを中心に人気があります。
電池式はACコンセント式に比べてパワーでは劣りますが電源の取れない屋外でも使えるというメリットがありますので海水浴場やキャンプ場での使用には最適です。
電動ポンプのネックは騒音とパワー不足ですが、騒音に関しては屋外の設営・撤収時のみであれば我慢できる範囲内、パワーに関してはある程度までの空気を入れる補助的な使い方であれば十分事足ります。
どうしても空気をパンパンにして使いたい場合は最後のところだけを手動式のポンプに頼ることになると思いますがそれでもかなり助かります。
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【キャプテンスタッグ 電動エアーポンプ電池式 M-3402】
[商品スペック]
サイズ：(約)幅110×奥行120×高さ120mm
使用電池：単一乾電池×4本
重量：約310g(電池含まず)
アウトドア用品の総合ブランド「キャプテンスタッグ」は新潟県のパール金属工業のアウトドア事業部が展開するアウトドアブランドです、パール金属といえば圧力鍋などのキッチン用品が有名ですがキャプテンスタッグではキャンプ用品の他に自転車用品なども販売しています、ロゴマークの鹿でお馴染みです。
電動エアーポンプは無名ブランドから似たような商品がたくさん出ていますが、乾電池を電源としている以上は性能も騒音もそれほど大差がでないと思われますので、やはりブランド名で選んだ方が品質もサポートも安心です。
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【コールマン 4D クイックポンプ コンパクト 2000021937】
[商品スペック]
サイズ：(約)幅190×奥行90×高さ110mm
使用電池：単一乾電池×4本
重量：約330g(電池含まず)
キャンプ・アウトドア用品の老舗ブランドである「コールマン」の電池式エアポンプ、コールマンといえばキャンプ場では憧れのブランドであると思いますが、このような電動アイテムは本来得意分野ではないのかもしれません。
見た目は電動工具メーカーのブロアーのようにカッコ良く、空気も勢いよく吐き出しそうなスタイルです。空気抜きにも対応していますので既出の上記2機種と比較してもも遜色ありません。
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いかがでしたか？テント内の居住空間を快適にする「エアマット」を紹介しました。ひとり分のエアベッドとして使うことも勿論できますがやはりテント内用の「フロアマット」として使ってみたい商品です。
電池式のエアーポンプでの空気入れには「騒音」と「パワー不足」という問題がついてまわりますが、補助的な機器と認識して使うならば有効なアイテムであると思います、使用方法を工夫して有効に役立てたいですね。
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