もうすぐ梅雨も明けて夏のキャンプシーズンがやってきますが、今年のキャンプ用品の準備はもうできていますか?
キャンプシーズンが近づくと今シーズンは何を購入しようかとウズウズしているお父さんも多いかと思います。
サイフのヒモを握る我が家の財務大臣にどうやって話を切り出そうか、「こんなに必要なんだよ」「予算はいくらくらいなんだよ」「子供たちも楽しみにしているよ」「どうやって子供を味方にしようか」「機嫌のいい日はいつなんだろう?」と悩みは尽きないものです。
そんなお父さんの悩みはさておき、夏のキャンプといえば絶対に欠かせないのが食材や飲料の冷蔵庫代わりとなる保冷時間の長い「クーラーボックス」です。
人数や宿泊数により容量の需要は違いますが、常温では保管できない食材や飲料を保冷する「クーラーボックス」はキャンプの必須アイテムといえますので、これからキャンプを始めようというビギナーでもなるべく良いものを選んで用意しておきたいところ。
「クーラーボックス」における重要なパラメータに[保冷力(保冷時間)]があります、保冷力が高ければ、保冷材の持久力を最大限に発揮して、2日目の昼になっても氷の追加投入無しで冷たい状態を維持できる場合もあります。
そしてもうひとつのパラメータである[容量]は家族構成やメンバーにより求められるものが違ってきますが、例えば4人家族での1泊2日のファミリーキャンプの場合を想定すると・・・。
・当日夜の食材4人分と飲料4人分
・翌朝の食材4人分と飲料4人分
に加えて熱中症対策のため水分補給用の飲料や、子供の冷たいおやつや果物なども必要になったりますよね、大人のためのビールなども。
すると25Lサイズのクーラーボックスが2~3個必要になりますので余裕を見てワンサイズ大きなモノを用意したいところです、キャンプの荷物はなるべくスッキリとまとめたいですからね。
というわけで今回は、キャンプに欠かせない「クーラーボックス」を、数ある商品の中でも冒頭で悩んでいた「大蔵大臣のご機嫌を伺わなければならないお父さん」でも交渉しやすい、比較的低予算で購入できるビギナー向けの「クーラーボックス」に絞って紹介します。
【キャプテンスタッグ シエロ クーラーボックス】
アウトドア用品の総合ブランド「キャプテンスタッグ」のビギナー用としてベストチョイスなベーシックでリーズナブルなクーラーボックス、キャプテンスタッグは新潟県のパール金属工業のアウトドア事業部が展開するアウトドアブランドです、パール金属といえば圧力鍋などのキッチン用品が有名ですがキャプテンスタッグではキャンプ用品の他に自転車用品なども販売しています。
キャプテンスタッグの「シエロ」シリーズは容量のラインナップが豊富で8L,14L,25L,30L,35Lが存在します、ファミリーなどキャンプで必要とさせるのは25L~35Lではないかと思いますがこのサイズでも¥2,000~¥4,000程度で入手できますので初心者用としても最適です。
30Lサイズでは2Lペットボトルが8本縦に収納できます、35Lサイズではプラス2本の10本収納可能
断熱材が発泡スチロールなので保冷力はそれほど強力ではなく、炎天下での放置プレイには耐えられないかもしれませんが、キャンプ場などの木陰や風通しの良い涼しい場所に置いておけるなら問題ないでしょう。
クーラーボックスは炎天下での車内放置や直射日光の下では当然ですが保冷には条件が厳しく、ボックスの外側に結露ができるような状態では熱が逃げてしまいますので、用途や保冷力にあわせてチョイスする必要があります。
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【アイリスオーヤマ クーラーボックス】
キャンプ用品ブランドではないけれど家庭用プラスチック製品の製造・販売を手掛ける「アイリスオーヤマ」、最近では家電や調理用品・インテリア用品など様々な分野の商品を販売していますがクーラーボックスもラインナップしています。
本格的なアウトドア用品ではないので保冷性能はいまひとつですがコスト的にはホームセンターのオリジナルブランド並みにリーズナブルなので、一生モノを欲しい人は別として、とりあえず緊急に欲しい場合などは選択肢に入れても良いのかも、と思います。
アイリスオーヤマのクーラーボックスは容量の選択肢が豊富です、7L,15L,20L,25L,32L,45Lとほぼ全ての容量を網羅しています、価格も最大の45Lでも¥5,000を切る設定となっています。
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【コールマン レトロスチールクーラー/28QT】
キャンプ用品の老舗である「コールマン」のレトロスタイルのスチールクーラーボックスです、コールマンはレトロスタイルが好きらしくいろいろな商品にレトロスタイルをラインナップしていますが、この「古き良き」は若い層にも共感が得られるようで結構ファンがいます。
レトロスタイルではありますが収容力は抜群で500mLペットボトルであれば20本、2Lペットボトルならば縦にして8本入る余裕です。
レトロスタイルということで機能重視ではなくファッション性重視なのでサイドに「栓抜き」なるものがついています。(笑)
今どき、栓抜きを何に使うのかはさておいて、飾らない直性を基調としたビンテージ感のあるスタイルと、やはり「コールマン」のロゴがおしゃれ感を演出しているので、これ置いてキャンプ場にいるだけで一目置かれる存在になれたような気さえします。(現実はそんなに甘くありません)
しかし、気になるのはやはり「栓抜き」の存在です、これをキャンプ場で活かすにはやはり「瓶ビール」か「瓶のコカ・コーラ」を持ち込むしかありません。(笑)
まあ、冗談はさておいて、このレトロスタイルのクーラーボックスはひとつ持っているとキャンプが楽しくなることは間違いないでしょうね。
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やっぱりファッション性重視ではなくコールマンの高性能クーラーボックスが欲しい方は、【コールマン スチールベルトクーラー】があります。こちらは少し高価になりますので長く使いたい商品ですね。
でもコレもまた、なかなかおしゃれですね。
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【イグルー コンツアー クーラーボックス】
クーラーボックスでは世界的ブランドである「イグルー」のクーラーボックス、イグルーはコールマンと同じアメリカの有名ブランドでアメリカではシェアNo.1を誇ります。
ブランド力と性能がありながら比較的リーズナブルに入手できることと様々なスタイルのクーラーボックスのラインナップがあり日本でも人気があります。
しかし、海外製のクーラーボックスで気になるのが蓋にロック機構がないところ、日本人の感覚としては「ロックが無ければ転倒したときに中身が出て大惨事になってしまうのではないか?」と心配になりますが、イグルーのクーラーボックスは一部を除いてロック機構がありません。
クーラーボックスで気密性があるのでロックは必要ないという考え方もありますが「蓋をキチンと閉め忘れて気が付いたら中の氷が融けていた」なんてことも想定されますよね。できればキチンとロックできるクーラーボックスを使いたいと思ってしまいますが国民性の違いなのでしょうか?
ただ、現実には転倒させなければ問題無いわけで、実際に安定しているボックス形状のクーラーボックスを転倒させることなど心配しなくても良いのかもしれません、心配ですが。(笑)
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やっぱりロック機構がないと心配なのでイグルーのロック付きが欲しい方は、【イグルー マリーンウルトラ】があります。51L以上のモデルでロック機構付きとなります。
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【伸和(SHINWA) ホリデーランドクーラー】
伸和は新潟県に本社を置くプラスチック商品を主体とする収納用品や日用雑貨・クーラーボックスなどを販売するメーカーです。
伸和のクーラーボックスは釣り用のリーズナブルな価格設定のクーラーボックスとして人気があります、同じ価格帯の他社商品と比較して断熱材を厚くして保冷力を高めるなど工夫していますので保冷力というクーラーボックスとしての基本的な性能的には問題なし。
また、蓋のロック機構や気密性なども問題なく軽量な割にキャスターもついているので使い勝手も良く高評価なクーラーボックスです。
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いかがでしたか?今回はビギナー向けのリーズナブルなものを選んでみましたがそうするとやはり保冷性能はソコソコとなってしまいます。
家族でファミリーキャンプをする場合、子供の成長と共にスタイルが変わっていきますのでそれぞれの年代にあった道具を選ぶ必要がありますが、子供が成長してキャンプがライフワークとなったときにはまた選択肢が違ってきます。
価格帯が変わりますがさらに上の性能のこだわりのクーラーボックスもありますのでまた紹介したいと思います。