本格的なアウトドアシーズン到来に合わせて、今シーズンはなにを新調しようかと目論んでいる管理人です。
アウトドア遊びで必ず必要になる道具にはいくつかありますが、そのひとつに「アウトドアチェアー」があります。
最近ではアウトドア用品も専門店やスポーツ用品店まで足を運ばなくても、ネットでポチっと注文できるようになり、とても便利になったものだなあ、と思います。
しかし、その反面、いろいろなブランドが乱立しすぎてどれを選んだらいいものか悩ましいのも現実。
ネットショップには、日本語も少し怪しく、聞いたこともないような新興ブランドが、ユーザーレビュー高評価で商品を出品している例をよく見かけます。
確かに、今まで製造元としてブランド品をつくっていた実績のある企業が自社ブランドを設立して販売を開始する例はあります。
しかし、商品のデザインだけをマネして、製造ノウハウも全く持っておらず、粗悪品を販売している新興ブランドも中にはあるので、消費者としては十分に注意したいところ。
ブランドはやはり信頼できる老舗、または、まじめにモノづくりをしているところを選びたいものです。
今回は「アウトドアチェア」を購入する際に、どのブランドを選べばいいのか迷っている人向けに、信頼できるブランドはどこなのか?というテーマで探してみたいと思います。
【コールマン】
アメリカのアウトドア老舗ブランドである「コールマン」。
コールマンブランドはアウトドアの本場アメリカで、約1世紀もの長い歴史があります。
コールマンのアウトドア用品の原点はガソリン式のランタン。ロゴマークからも拘りが感じられます。
「ランタンのロゴマーク」でお馴染みのコールマン製品はオシャレで存在感があり、日本のキャンプ場でも大人気ですね。
おそらくキャンパーで知らない人はいないであろう、老舗の人気ブランドです。
【キャプテンスタッグ】
アウトドア用品の総合ブランド「キャプテンスタッグ」。
「キャプテンスタッグ」は新潟県の「パール金属工業」のアウトドア事業部が展開するアウトドアブランド。
「鹿」のロゴマークでお馴染みです。
パール金属といえば圧力鍋などのキッチン用品が有名ですが、キャプテンスタッグではキャンプ用品の他に自転車用品なども販売しています。
新潟県は金属加工を得意とする工場が数多くあり、日本のアウトドアブランドが集まる聖地でもあります。
【ロゴス】
「ロゴス(LOGOS)」はロゴスコーポレーションが展開する日本のアウトドアブランドのひとつ。
ロゴスブランドとしては、1985年(昭和60年)からアウトドア用品を取り扱う老舗ブランドのひとつです。
ちなみに、ロゴスの原点である船舶用品問屋「大三商会」は、1928年創業という歴史を持ちます。
ロゴスは日本のアウトドアブランドで主にファミリー層向けのキャンプ用品などを中心に商品展開しています。
ロゴマークであるメイプルリーフはカナダを連想させますが生粋の日本ブランドなんですね。
コーポレートサイトのブランドポリシーには「海辺5メートルから標高800メートルまで」と記載されており、キャンプ用品やアウトドアレジャー用途のアイテムに重点を置いていることがわかります。
このため、ロゴスブランドのアイテムには、ファミリー層が欲しそうな、テントやタープ、BBQ用品からビーチ用品まで、アウトドアで使えるアイテムを多数ラインナップしています。
【Helinox】
「ヘリノックス」は優れた強度と柔軟性を持つ超軽量アルミニウムポールの加工技術を武器に、DAC社が2009年に立ち上げたアウトドア・ファーニチャーのブランドです。
軽くて丈夫で快適なアウトドアチェアといえば真っ先に思い浮かべられるようなブランドです。
フレームのポールの肉厚を薄くするなど、徹底的に軽量化を図ったアウトドアチェア。
シートに薄手ながら丈夫な、パラシュートなどに使われる耐久性には申し分のないポリエステル・リップストップを採用したアウトドアチェア。
徹底的にこだわって軽量コンパクト性を追求したアウトドアチェアなど、アウトドアチェアのトップブランドとして人気の「ヘリノックス」です。
軽くて丈夫と、文句のないアウトドアチェアですが、ヘリノックスのチェアは、シートと本体ポールが分離しており、組み立てに少しだけ手間がかかるので、キャンプなどでじっくりと座るのなら座り心地もよく格別ですが、フィールドを歩き回りながら使用するには不向きかもしれませんね。
フレームが組み立て式で、シートとも分離しているので、ワンタッチというわけにはいきませんが、耐荷重と軽さのバランスにに関しては最高です。
ヘリノックスの模倣品は数多く出回ってきましたが、価格が少々高くても多くのキャンパーに信頼され選ばれる「ヘリノックス」のチェアは、やはり高品質で安心感が違います。
【スノーピーク】
アウトドア用品の総合ブランドである「スノーピーク」。
「スノーピーク」は新潟県に本社を置くアウトドアブランドでキャンパーの憧れのテントを多数商品化している人気ブランドです。
雪の結晶を表現したロゴマークはキャンプ場でも憧れのブランドとして注目の的となります。
ブランドの特徴であるカラーは少々地味でカラフルさは無いものの定番商品といった抜群の存在感があります。
また、「オートキャンプ」というスタイルを生み出した会社ということでも知られている。
【DOD】
DOD(ディーオーディー)は2018年2月にドッペルギャンガーからブランド名称を変更した「ビーズ株式会社」が運営するアウトドアブランドです。
リーズナブルでユニークなアウトドア用品を数多くリリースするDOD。
カラフルでアイデアも満載、他にはないような機能的でワクワクするものが多くあります。
このブランド、商品のクオリティを追求して高付加価値を前面に出せば価格設定を高くしてももっと人気がでるような気がするのですが・・・、面白いアイデア商品が多いだけに少し残念です。
後発ブランドですが「とにかく安く」ではなく、新しい価値を追加して値段を据え置きするスタイルで数多くのアイテムをラインナップしてきています。