最近はソロキャンプなるものが流行のようですが、あなたはひとりでキャンプをしたいと思いますか?
ひとりでキャンプという事は、お楽しみのお食事タイムもひとりで過ごすということ。
ソロキャンプの場合、食事は比較的簡素に済ませる人が多いようなのですが、中にはひとりでBBQをするツワモノもいるようです。
ひとりで炭火起こしをして、人目を気にせずにゆったりとひとりBBQを楽しむ。
そんな素敵な大人になりたいと思いませんか?
・・・・・ああ、思いませんね、そうですね。
まあ、普通はひとりBBQをしたいとは思わないかもしれませんが、実際にやってみると新しい世界が開けるかもしれない。
何事もチャレンジです、まずはやってみてから判断しましょうか。
ひとりで炭火BBQを開始するとして、準備しておかなければならないのがBBQコンロです。
しかしそれよりも心掛けておかなければならないのが炭火の火起こしをスムーズにできること。
オヒトリサマBBQを楽しむ上級者が、実は初心者で火起こしもまともにできず途方に暮れていた、の図はあまりにもカッコ悪い。
炭火起こしは慣れていないと時間がかかるどころかいつまでたっても火が起こりませんので現地で呆然とならないようにしっかりと準備しておきましょう。
《炭火起こしの極意》 ← ハードル高くない?
【準備するもの】
1.炭
まずは準備するものでいちばん重要なのが「炭」です。あたり前ですがこれが無いと始まりません。
初心者は火が長持ちする系のうたい文句のものは避けたほうが良いでしょう。裏を返せば火がつきにくいということですから。
あと「炭」が湿気っていると火がつきにくいので乾燥しているものが良いです。ジメジメしたところに保管するのはやめて使う前に空気を通しましょう。
2.着火剤や焚き付け
そして次に「着火剤」です。慣れてくると着火剤など不要なことがわかりますが、最初は便利なので使っておいたほうが良いでしょう。
固形とジェルがあり、どちらでも構いませんが、ジェルは風が強かったりすると使い物にならなかったり、後から追加してはいけないのですが、使い方を間違えると危険なので固形の方が使い易いかもしれません。
着火剤がなければ焚き付け用に割り箸や乾いた小枝や丸めた新聞紙などでも着火可能ですが、やぐらの組み方にコツがいるので初心者には難しいかもしれません。
3.ライターかマッチ
次は火をつけるための「ライター」か「マッチ」ですが、出来れば「チャッカマン」のような手元から離れた場所で火が出るタイプのライターが安全性も考慮するとベストです。
先ほどのジェル系の着火剤などは急激に火がつきますので普通のライターでは危険です。
ガスバーナーでも良いですが火が強力で取り扱いに危険も伴うので初心者はやめておいたほうが無難ですね。
4.送風機
火がついたら空気が必要になるので送風機ですが、ハンドルを廻して空気を送るタイプの送風機はハッキリ言ってなんの役にも立たないので購入しないほうがいいです。
竹筒でもスポット的に送風できますが、息を大量に必要とするので酸欠になる恐れもありますので使用時は注意してください。
送風でいちばん強力なのが何と言っても「うちわ」です。でも「うちわ」だけでは実は不足でここで「体力」と「根性」が必要になります。
5.トング・軍手
火の勢いが強くなってきたら均一に火が行き渡るように炭を動かしてあげる必要があります。
また炭を追加したり強すぎる場合は一時取り除くことも必要ですのでトングは必需品。
軍手は滑り止めのついていないものです、滑り止めのゴムは熱で溶けます。
【火起こしの手順とコツ】
・オヒトリサマバーベキューグリルではトレイがありますのでトレイのいちばん下に固形の着火剤や焚き付け用の乾いた細かい薪を入れます。
・焚き付けの場合は空気が入るようにやぐら状に組んでいきます、新聞紙しかない場合は硬く絞った雑巾のようにしてやぐら状に組みジェル状の着火剤を火をつける前につけておきます。ジェル状着火剤がない場合は新聞紙はやわらかく空気が火はいるように丸めてください。
・固形着火剤や焚き付けの周囲や上に炭を乗せていきます、オヒトリサマでは炭の量が少ないので小さめの炭を選んで乗せましょう。炭で風が着火剤の火を消さないように囲むようにするのがコツです。
・着火剤や焚き付けに火をつけます、均一に何箇所か着火するのがコツですが、このときに「チャッカマン」だと思うところに点火できますので普通のライターやマッチよりもオススメです。
・着火剤のやぐらや炭の壁がうまく出来ていれば着火剤の火が小さくなるころには炭に火が移っているのでなにもする必要はなく待つだけです。
・着火剤の火が風で消えてしまうようだと炭に火がつきません、風を遮断して着火剤の火が大きくなるように炭の組み方を調整するか周囲を囲みましょう。
・炭が湿気ていると着火剤だけでは火がつきません、強力なガスバーナーの出番です。
・炭に火が移ると表面が白くなります、白い部分が多くなってきたら「うちわ」で強烈に扇いでも火が消えませんので遠慮なく強風を送ってください。
・あとはトングで赤く燃える炭を動かしてまんべんなく火がまわるようにします。
見てわかるように火起こしのコツは乾いた炭と最初のやぐらです、これさえマスターできれば着火剤がなくてもどんな状況でも炭火を起こすことが出来ます。
雨の日で炭が湿気ていても焚き付けだけで炭火を起こすことも出来るようになります。
最悪新聞紙だけでも出来てしまいます、そうなればもう炭火起こしの達人を拝命できること間違いなし!って必要ないですかそうですか。
ところで炭火の火起こしをするなら、もっと簡単・確実にできる「火起こし器」なる神器があります。
煙突効果による気流を利用してとても早く炭火が起こる優れものアイテムで、着火剤とチャッカマンがあれば送風するウチワも不要な秀逸なアイテムです。
最初からこれを紹介しろ!!って話ですね。申し訳ございません。
※アウトドア料理やBBQで炭火起こしを簡単・確実にする必須アイテム「火起こし器」
話がトンでもなく脱線してるような気がしないでもないですが・・・。
「オヒトリサマバーベキューグリル」でクールにかっこよくひとりバーベキューをするつもりが炭火起こしに失敗して失笑を買うような大失態は避けたいものですから、そこはやはり達人技をマスターしてクールにかっこよく決めましょう。
それではいよいよオヒトリサマBBQを実現するためのバーベキューグリルを紹介していきます。
【DOD オヒトリサマバーベキューグリル Q1-261(黒)/Q1-262(赤)】
[商品仕様]
サイズ:D215×H190×W310mm
収納サイズ:D66×H200×W310mm
重量(付属品含む):1.8kg
材質:本体/スチール、網/ステンレス
付属品:トレイ×1、炭置き網×1、グリル網×1、グリッドフック×1
まずはひとり用BBQグリルの代表DODのその名も「オヒトリサマバーベキューグリル」SOLO BBQ GRILL です。
DOD(ディーオーディー)は2018年2月にドッペルギャンガーからブランド名称を変更した、ビーズ株式会社が運営するアウトドアブランドです。
リーズナブルでユニークなアウトドア用品を数多くリリースするDOD。カラフルでアイデアも満載、他にはないような機能的でワクワクするものが多くあります。
ひとり用に特化して開発した潔さに脱帽して敬意を表するとともにそのデザイン性と使い勝手の良さに拍手を送りたい商品です。
手提げバッグのように持ち歩くことができ現地に着いたら準備はケースを開いてトレイを乗せるだけでOKです。
【ロゴス 焚火台 ピラミッドグリル・コンパクト 81063112】
[商品仕様]
サイズ:約幅19×奥行19×高さ15cm
焼き網サイズ:約幅16×奥行16cm
収納サイズ:約幅24×奥行18.5×高さ3.5cm
総重量:約1kg
主素材:ステンレススチール、スチール
ロゴスは日本のアウトドアブランドで主にファミリー層向けのキャンプ用品などを中心に商品展開しています。
ロゴマークであるメイプルリーフはカナダを連想させますが、ロゴスは生粋の日本ブランドであり、キャンプ場でも人気の高いブランドのひとつです。
こちらはロゴスの焚火台兼グリル。さすがにアウトドア用品を数々リリースしているだけあって使い勝手の良いコンパクトに収納可能なグリルです。
この焚き火台、「おひとりさま」で使うにはちょっと本格的な感じがしますがそこはアウトドアグッズのロゴス製なので仕方がない。
本格的な焚き火台をそのままミニチュアにしたような感じです。
焚き火台としては小さくて薪の収まりが悪そうですが炭火焼グリルとしてはお洒落でかっこいいんでGOOD!!です。
こんな感じでテーブルの上にちんまりとグリルを置いてゆっくりとBBQを楽しむなんて贅沢ではないですか?
折りたたんで収納すればこんなに小さなバッグに収まってしまいます。
ロゴス(LOGOS) ピラミッドグリル ステンレスグリル[1~2人用] 81063112
【ノースイーグル ステンミニBBQ solo NE1420】
[商品仕様]
本体サイズ:約23.3×16.5×16.5cm
収納サイズ:約23.3×16.5×9.5cm
網サイズ:19×29.5cm
重量:約600g
材質:本体/ステンレス、脚部/スチール(クロームメッキ)、網/スチール(クロームメッキ)、ロストル/スチール
ノースイーグルは、本社を札幌に置く株式会社ナニワが展開するアウトドアブランド。
コストパフォーマンスに優れたテントやタープなどのアウトドアグッズをラインナップしています。
ソロキャンパーにオススメのミニサイズコンロ。脚は折りたたみ式でスリム収納が可能。
錆びにくいステンレス採用でこのリーズナブルな価格設定はノースイーグルならではですね。
North Eagle(ノースイーグル) コンロ ステンミニBBQ solo NE1420
【笑’s コンパクト焚き火グリル B-6君】
[商品仕様]
収納サイズ:約181×122×18mm
組立サイズ:約215×122×165mm
本体重量:約500g
グリルプレート重量:460g
町の板金屋さん有限会社昭和プレスのアウトドアブランド「笑’s」のソロキャンプ用焚き火グリルです。
シンプルで機能的なメイドインジャパンならではの精巧なアイテムを創出する「笑’s」の「おひとりさま」グリル。
折りたたむと僅か18mmになってしまう超薄設計で重量わずか500gのポケットサイズの焚き火台兼グリル。
こだわりのアウトドアグッズマニアは使わなくてもぜひ入手したい逸品ですね。
【Kemeko コンパクト バーベキューグリル280 ひらっち】
[商品仕様]
焼き面サイズ:280×210mm
収納時サイズ:290×213×5~35mm
使用時サイズ:290×213(焼き面)×260(H)mm
適合タイプ:一人~二人用/キャンプツーリング
素材:SUS410ステンレス
Kemekoは大阪のファインバレイ株式会社が事業展開するバイクツーリング用グッズのブランド。
バイクで行くキャンプツーリング、しかもオールドスタイルの “バイク旅” をプロフェッショナルにコーディネイトするためのアイテムをリリースしています。
焚き火をするには小さすぎるグリルですが「おひとりさま」でBBQには十分なサイズ。
収納時もコンパクトに折りたたんで重量は僅か960gなのでソロキャンプやツーリングキャンプにぴったりです。
【バンドック ステンレス ポータブル グリル BD-422】
[商品仕様]
サイズ:(約)W31xD22xH20cm
収納サイズ:(約)31x6x21.5cm
焼面積:(約)25.5×16.5cm
材質:本体/ステンレス、スチール・網:スチール(クロムメッキ)
付属品:焼きアミ
重 量:(約)1.78kg
バンドックは日本のアウトドア用品のメッカである新潟県三条市にある、株式会社カワセが展開するアウトドア・レジャーブランド。
「より手軽に、快適なアウトドアライフを楽しんでいただくために、製品組立の簡素化・収納性・軽量化、スムーズな設計、リーズナブルな価格設定など、あらゆる面において研究を重ね商品を提供いたします」
をモットーとして低価格で高機能なアウトドアアイテムの販売をしています。
DODのオヒトリサマグリルと同じ折りたたむとバッグのスタイルになるステンレス製のグリル。
バッグを開いて、炭火を起こし、付属の焼き網を載せれば準備OKのお手軽BBQグリルです。
炭火を入れるトレーは取り出せますので後片付けも楽々です。
【武田コーポレーション ミニBBQグリル KMG05-2923】
[商品仕様]
サイズ:約41×23×24㎝
焼き面:約29×23㎝
材質:スチール
人数:2~3人用
世界各国より輸入した生活雑貨用品を中心に、幅広い商品を取り扱う武田コーポレーションの組立簡単な開脚式BBQグリル。
スチール製なので若干重いですが、開脚式なので折りたためばとてもコンパクトになります。
パーツも分離できるのでお手入れも簡単ですね。
【武田コーポレーション ウルトラコンパクトグリル UCG-3021】
[商品仕様]
サイズ:30×21×15cm
重量:1.38kg
材質:本体/ステンレス(#430:厚0.5mm)、炭床/スチール(亜鉛メッキ)、網/スチール(クロームメッキ)、取っ手(ステンレス)
人数:2~3人用
こちらも武田コーポレーションのコンパクトなBBQグリル。
折りたためるので収納もコンパクト。
パーツも分離できてお手入れにも便利。
価格もリーズナブルなウルトラコンパクトグリルです。
オヒトリサマBBQグリルを使って、アウトドア上級者気取りでオヒトリサマBBQを存分に楽しみましょう!!